一言で業務用エアコンといっても様々な種類のものがありますが、その中でも多くの店がオフィスなどで採用されていて、業務用エアコンの一般的な種類のものとして用いられているものが、天井埋込型と呼ばれるものです。名前からもわかるように、天井にすっぽり埋め込むような形で設置されています。埋込型と一言で言っても、4方向や2方向、ラウンドフローなどというように、様々な種類のものがあります。その中でも人気の高いものが4方向方と言えるでしょう。
業務用エアコンの天井埋込型には数多くのメリットがありますが、その1つに挙げられる事は、やはり存在が目立たないので、すっきりとした空間を演出できることが挙げられます。業務用エアコンはかなり大きなものとなりますが、たとえ大きくても圧迫感がなく、インテリアの邪魔をすることもないのです。特に顧客が訪れるお店の場合には、顧客には現実感のあるものを見せたくないというケースも多いものです。このような点はもちろんのこと、照明などが多くなかなか設置スペースが取れないといった狭いオフィスでも利用されています。
4方向方であれば、温度のムラをなくしながらも送風を叶えることができます。センサー機能やお掃除機能等のオプションが付いているものを多く、パネルの色にはカラー展開がなされているものもあります。エアコンを含む空間のデザイン性にもこだわりたい場合には、特にオススメと言えるでしょう。反対にデメリットがあるのも日常であり、天井に埋め込むことから、工事費用が高まる傾向にあります。
これは設置の工程が増えることが理由で、天井に穴を開けなければなりません。