埋込み型業務用エアコンは、天井もしくは壁面に埋込まれているため機能性の高さはもちろんのこと、フラットな作りは見た目もスッキリとしていて、室内のインテリアの邪魔をしないことからオフィスや店舗などで幅広い場所で利用されています。しかしどんなに機能性が高い埋込み型業務用エアコンであっても、毎日稼働していればエアコン内部に汚れが溜まって冷暖房効率が下がったり、異臭や異音など機器の不具合の原因につながるかのうせいがあるので、定期的にクリーニングを行う必要があります。業務用エアコンの内部の本格的なクリーニングの場合、部品を分解して徹底的に洗浄する必要があるためプロの業者に依頼をすることになりますが、フィルター掃除ならば素人でも簡単に取り外す事ができる場所にあるので、月に1回を目安に掃除を行うことが理想的です。もし自分で掃除を行う際に気をつけるべきなのが、むりに分解しすぎずに本体の拭き掃除やフィルター掃除に留めることが大切で、専門知識がないままに部品を取り外していってしまうと元に戻せなくなったり、部品が破損する可能性があるので絶対に避けましょう。
また洗浄を行う際には掃除スプレーを吹きかければ手っ取り早いのではと使用する方もいますが、天井埋込タイプは家庭用と比較して構造が複雑なため、濡れては行けない部分にスプレーが付着すると故障してしまう危険があります。スプレーが内部に残ることでカビの原因になる場合もあるので使用は避けることが大切です。フィルター掃除を行う際には、丁寧に扱うことが大切で無理に外そうとしたり、汚れが目立つからと行ってゴシゴシ洗ってしまうとフィルターの変形や破損につながるので、説明書などを確認し正しい方法で取り外し、丁寧に扱うようにしましょう。