全国では現段階で、約98パーセントもの割合で空調機が普及をしていることが総務省の調査で明らかとなりました。1980年代の時点では普及率は20パーセント程度しかなく、一般家庭でもまだ設置をなされていないところが大半を占めていたほどです。ところが1990年代以降は、毎年夏になると35度の猛暑日が続くようになり、エアコンの需要が急激に伸びるに至りました。学校や企業でも続々と業務用エアコンを取り付けており、夏でも室内環境を快適にするようになっています。
業務用エアコンの場合、使用頻度が高いために定期的なメンテナンスを怠ることができません。そのメンテナンスで必ずと言っていいほど実施をなされるのが、アジャスターの交換です。ここでは簡単に、業務用エアコンのアジャスター交換作業について解説をしていきます。まずこのパーツが何の役割を果たしているのかというと、内部に組み込められているフィルターを固定しているものです。
フィルターは常に吹き出し口に向かう気流を整えており、しっかりと固定をしないと吹き出し口を塞いでしまう恐れがあります。業務用エアコンは微振動を発生させるのが特徴でもあり、アジャスターも自然と振動を受けて劣化をしていきます。そのため、半年に一度は新しいものに交換をするのが望ましいわけです。通常は専門会社に委託をしてメンテナンスを受けるため、その際に確認をして交換作業をなされます。
業務用だと作業が難しいので、専門会社を頼りましょう。